2020年9月某日、和歌山県和歌山市加太から船で約20分の場所にある友ヶ島に行って来ました。友ヶ島とは地ノ島、神島、沖ノ島、虎島の総称だそうです。今回訪れたのは沖ノ島で、明治時代から第二次世界大戦まで、旧日本軍の要塞施設であり、砲台跡や灯台などが今でも残っています。また、ジブリの映画のような神秘的な景色もある事からラピュタの島とも言われているそうですね。2000年ぐらいまでは、南海電鉄が観光開発をしていたそうですが、観光客が減り撤退したそう。ただ、近年神秘的な写真が撮れると小さな観光ブームが起こっているようで、一時期に比べるとまた観光客が戻ってきていると、船に乗る前の並んでいる時にお喋りした叔母さんが教えて下さいました。
連休中に訪れたというのもあり、人が多く船の臨時便も出るぐらいでしたが、8時半前にチケット売場に行くも、9時発の船に乗る予定が10時発のチケットしか取れませんでした。10時の出発まで時間もあるので、まずは加太港周辺のお店を散策。いつもよく買いに行く、よもぎ餅の美味しいお店「小嶋一商店」で早々とよもぎ餅ゲット。お昼ぐらいに行くと売り切れになっている日もあります。前回、磯遊びで加太を訪れた時には、売り切れていたので、今回は無事頂けて満足!
空いている店もまだ少ないので、車に戻ってまずはみんなで腹ごしらえ。出港の時間まで時間潰しです。行きの船は「ともがしま」号に乗り込みます。船に乗ると、約20分なのであっという間に到着です。途中島と島の間の海峡は流れが早く波がややありましたが、酔うほどの揺れはありません。
子供達は船に乗るのが3年ぶりぐらいだったので、それが一番楽しかったようです。大人にとってはただの移動手段、子供にとってはアトラクション。私は基本的に飛行機や船は何度乗っても好きではなく、降りるまで落ち着かないので、楽しそうにしている子供達が羨ましかったです(笑)
いよいよ出発、あるき始めると緩やかな坂道に森のエビフライがそこらじゅうに落ちていました。以前、Eテレで子供達と見ていた0655でやっていた「ちっちゃいミステリー」森のエビフライの歌。この番組を見ていなかったら、これなんだろう〜?と気になっていたに違いありません!子供達と森のエビフライって本当にあるんだね〜と観察しました。パパは知らないので、子供達がこれなんでしょーとクイズ。
森のエビフライで楽しみながら足を進めると、素敵な景色がアチコチに現れます。トレッキング、なかなか楽しいです。
まずは、第二砲台跡。崩れ落ちている部分が多いですが、何となくの想像はつきます。子供達は走り回れ自由なのが好きで、ただただ楽しそう!まだ砲台跡について説明されても、ピンときていません。
明治時代初期に作られ、今も現役で使われている灯台。平成20年に近代化産業遺産に登録されています。空と雲と灯台のコントラストがたまらない天候でした。
移動して休憩して移動して、山の上の方までやってきました。美しい景色を眺めた後は、残る第3砲台跡の見学!その前にお菓子タイムで子供達の栄養補給。綺麗な景色を眺めながら食べるお菓子とお茶は最高ですね☆
いよいよ第3砲台跡にやってきました。ここからは、フォトジェニックな景色が満載のエリアです。薄暗い、暗いの繰り返しと少し疲れたのか、子供達のテンションは最高潮。本来、映えスポットと言われている場所ですが、親子でワイワイガヤガヤしているので、気分的に工場見学のよう(汗)
船の時間とランチの時間、たくさん歩いたので次男の歩く限界もあり、もう少しゆっくりしたい気持ちはあるものの、早々と港の方に降ります。帰りは「ラピュタ」号で港まで戻ってきました!途中結構流れがあったので、行きよりも揺れたかな。大したものでは無いけど、陸に帰って来られてひと安心(笑)
半日コースの友ヶ島見学でしたが、キャンプ場やピクニック出来る場所もあるので、お弁当を持ってゆっくり訪れるのも良いですね。あと、ダイバーの方達もお見かけしました。島の周りはジェットスキーやボートなど、マリンスポーツを楽しむ人も居ました。子供達は船に乗れた事が楽しかったようで、近場で船に乗れトレッキングが出来る、歴史にも触れられ景色も美しい、ナイスな友ヶ島トリップでした。
森のエビフライが何かと言うとリスが食べた松ぼっくりの残骸でした!パパは子供達が説明したのを聞いて、とても驚いていましたよ(笑)
★友ヶ島に関する情報はこちら
◆友ヶ島案内センター | |
電話番号 | 073-459-0314 |
◆和歌山市観光課 | |
URL | 和歌山市観光課の友ヶ島案内ページ |
電話番号 | 073-435-1234 |
◆友ヶ島汽船 | |
URL | 友ヶ島汽船 運行日時など確認できます! |
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